2019年院内学術研修会
令和元年12月14日(土)に甲府記念日ホテルにて第33回院内学術研修会を開催しました。
院内の各委員会から報告が5題、各部署からの研究報告8題、1年を通し研究した取り組みと、赤岡裕介医師による教育研修講演が発表されました。
また、第33回特別講演として、タレントの清水国明氏をお招きし「清水国明流セカンドライフのすすめ」をご講演いただきました。
第33回
貢川整形外科病院院内研修会
躍進
~医療の高みを目指して~
管理部からの報告
患者実績と収支報告:小宮山 清一
顧問税理士 長田 忠幸
各委員会からの報告
- 感染対策委員会:長田 絹子
- リスクマネジメント委員会:新井 由香
- 転倒転落防止委員会:山崎 絵里
- 褥瘡予防対策委員会:岩間 真由美
- 患者満足度向上委員会:鈴村 大輔
第33回特別講演
「清水国明流セカンドライフのすすめ」:清水 国明氏
演題発表
Ⅰ-1.『術前の不安、緊張に対する「笑顔」の効果』
病棟看護部 西 幸美
Ⅰ-2.『食事摂取量の増加と残食率減少に向けた病院食改善の取り組み』
栄養課 片田 早智
Ⅰ-3.『視察チェックリストを活用した輸血の業務改善』
検査室 久保田 洋子
Ⅰ-4.『転倒転落アセスメントスコアシートを活用した術後転倒予防の取り組み』
転倒転落委員会 中川 真美子
Ⅱ-1.『頚椎術後患者に対するiv-PCA使用の有効性』
看護部 手術室 森本 郁仁
Ⅱ-2. 『人工膝関節全置換術術後患者の入院日数に及ぼす因子の検討
―患者の身体機能及び社会的背景から見えてきた要因-』
リハビリテーション科 佐野 由季
Ⅱ-3. 『退院患者の忘れ物減少に向けた現状把握と今後の取り組みについて』
医事課 深澤 香緒里
Ⅱ-4. 『ローゼンバーク撮影法補助具の作成と有用性の検証』
放射線科 嶋津 江里子
今年の学術研修会大会長は遠藤康広外来医長が務められました。
「近年、医療を取り巻く多くの問題があるが、当院の理念に乗っ取り精進していきましょう。本日の発表は期待しています」とご挨拶をいただきました。
池上院長のご挨拶により第33回貢川整形外科病院院内学術研修会が開会されました。
ご挨拶では「今年も1年間お疲れ様でした。1年間の総まとめを職員全員で行い、評価をして貢川整形外科病院の本質を高めましょう。1年間の成果を存分に発揮してください。」と励ましのお言葉をいただきました。
「第33回特別講演として清水国明氏に『清水国明流セカンドライフのすすめ』をご講演いただきました」
第Ⅰ部の座長は新山和寿外来医長が行いました。
第Ⅱ部の座長は安藤恒平病棟医長が行いました。
赤岡裕介病棟医長の教育研修講演は時吉聡介副院長が努めました。
転倒転落予防委員会では転倒転落予防の啓蒙活動の一環として、院内で転倒川柳コンクールを行いました。
例年を上回る応募数によりたくさんの応募をいただきました。
厳正なる審査の結果、職員で5作品・患者様より3作品が選ばれ田中行夫副院長から表彰が行われました。
【職員】
最優秀賞 患者支援室
「腕組んで 伝わる温もり 介助の手」
【患者様】
最優秀賞
「転倒が 健康寿命の いのちとり」
久津間智允名誉副院長より閉会の辞にて、「長時間に渡りお疲れ様でした。各部署の取り組みには毎年感心しています。ソフト面ハード面の向上が、病院をより良いものにし、ますます発展することと思います。」と述べられ研修会を閉会されました。
全職員対象の学術研修会のため、会場は昨年に引き続き甲府富士屋ホテル内グランドホール「昇仙閣」にて貸切で行われました。
職員全員で準備してきた年に一度の行事は、とても楽しく、勉強になり、充実した時間となりました。
院長先生を筆頭に医局、所属長等による評価者の厳正な審査、評価を行った結果、第33回院内学術研修会学術奨励賞は佐野由季理学療法士の演題発表が受賞致しました。今年も表彰された演題の他にも新たな知見があり、素晴らしい発表でした。
学術奨励賞
『人工膝関節全置換術術後患者の入院日数に及ぼす因子の検討
―患者の身体機能及び社会的背景から見えてきた要因-』
佐野 由季
優秀賞
『ローゼンバーク撮影法補助具の作成と有用性の検証』
嶋津 江里子
敢闘賞
『退院患者の忘れ物減少に向けた現状把握と今後の取り組みについて』
深澤 香緒里
特別賞
『視察チェックリストを活用した輸血の業務改善』
久保田 洋子
左より久保田洋子(臨床検査技師主任)、深澤香緒里(外来医事課)、佐野 由季(理学療法士)、嶋津江里子(放射線技師)