2015年院内学術研修会
平成27年12月12日(土)に甲府富士屋ホテルにて第29回院内学術研修会を開催しました。
院内の各委員会から報告が5題、各部署からの研究報告が8題発表され、森下恭資外来医長の教育研修講演が行われました。
第29回
貢川整形外科病院院内学術研修会
VISION
~最高の医療を目指して~
総務からの報告
収支報告と業績比較:安積 広信
顧問税理士 長田 忠幸
各委員会からの報告
- リスクマネージメント委員会:菊池 薫
- 褥瘡予防対策委員会:舟田 智美
- 感染対策委員会:杉浦 美由紀
- 患者満足度向上委員会:伏見 恵子
- 転倒転落予防委員会:大堀 彰恵
教育研修講演
Screw付PEEK cageによる頚椎前方除圧固定術の治療経験:森下恭資外来医長
演題発表
Ⅰ-1.環境整備における客観的機器を用いた試み―ATP測定器を用いて
感染対策委員会 柳澤 兼也
Ⅰ-2.疑義照会割合の減少に対する取り組み
外来医事課・薬局 早川 春奈
Ⅰ-3.整形外科患者の術後早期食事開始を試みて
手術室 川北 奈津子
Ⅰ-4.検鏡により発見の機会を得た慢性リンパ性白血病類縁疾患の1症例
検査室 久保田 洋子
Ⅱ-1.当院における転倒転落の傾向と課題~転倒アセスメントスコアシートと転倒報告書を用いた検討~
転倒転落予防委員会 野口 綾香
Ⅱ-2.MRI fusion機能を用いた、血管と椎体の位置関係画像作成の試み
放射線部 松土 直人
Ⅱ-3.内服自己管理に対する内服アセスメントシート導入の有用性の検討~看護師の意識の変化から~
看護部 大貫 聖子
Ⅱ-4.当院における人工膝関節全置換術術後患者のT字杖歩行獲得日数とその影響因子
リハビリテーション科 小林 裕司
今年の学術研修会大会長には森下恭資外来医長が努めて頂きました。
今年1月に開催された第1回目の院内学術研修会委員会から参加していただき、準備段階よりご尽力いただきました。
当日の運営はもちろん進行についても柔軟に対応していただきました。また、全職員を対象とした教育研修講演を行っていただくとともにに、各委員会報告の座長、全体の総括まで務めていただきました。
池上仁志院長の開会ご挨拶により第29回貢川整形外科病院院内学術研修会が開会されました。
ご挨拶の中で、「どの委員会報告、研究報告もよく勉強されていて素晴らしいと聞いております。
昨年も大変素晴らしい研究や成果でしたが今年はさらに研究、分析がされていると期待しています。
日頃の業務の他に研究を行うことによる意義や取り組む姿勢など、テーマである最高の医療を目指してさらなる上を目指し、追及できるよう頑張りましょう。」と話されました。
転倒転落予防委員会では転倒転落予防の啓蒙活動の一環として、院内で転倒川柳コンクールを行いました。
初めての試みでしたが、応募総数142作品とたくさんの応募をいただきました。
厳正なる審査の結果3作品が選ばれました。
◆最優秀賞
「出来るかも その自信が 転ぶもと」 病棟看護師長 佐藤こず枝(中央右)
第Ⅰ部の座長は新山和寿外来医長が行いました。
第Ⅱ部の座長は熊倉剛外来医長が行いました。
研究テーマを決め、1年間の自分達が取り組んだ成果や、試みた研究内容の発表のため他職種の発表にも真剣に耳を傾け、予定された質疑の時間が足りなくなるほど熱心な意見交換が行われました。
全職員対象の学術研修会のため、会場は昨年に引き続き甲府富士屋ホテル内グランドホール 「昇仙閣」を貸切で行われました。
今年度は新入職員が14名採用となり、年々職員数が増え、多数の座席を用意しましたが、座りきれないほど大盛況の学術研修会となりました。
院長先生をはじめ先生方、各所属長が評価者となり厳正なる審査、評価を行った結果、第29回院内学術研修会学術奨励賞は大貫聖子病棟看護師の演題が受賞しました。
学術奨励賞
内服自己管理に対する内服アセスメントシート導入の有用性の検討~看護師の意識の変化から~
大貫 聖子
優秀賞
検鏡により発見の機会を得た慢性リンパ性白血病類縁疾患の1症例
久保田 洋子
敢闘賞
当院における人工膝関節全置換術術後患者のT字杖歩行獲得日数とその影響因子
小林 裕司
努力賞
整形外科患者の術後早期食事開始を試みて
川北 奈津子